青汁が一般市場に出回りだした当初は、現代人の野菜不足を補うことができる健康に良い飲み物として販売されていました。
しかし、昨今においては「コレステロールや血圧を低下させる」などの、特定の症状に効果があると宣伝されるようになりました。
その販売形状も飲料タイプだけではなく、粉末や液状リキッド、サプリメントなどの様々な商品が販売されるようになりました。
青汁の原料は主に、大麦若葉やモロヘイヤ、クロレラなどの緑色をした葉野菜で、これらを細かくすり潰して、その汁をしぼって作られています。
また、機能性表示食品としても販売されている青汁は、青汁以外の成分も配合している製品が多く、このような商品は青汁単体での効果とは言えないケースも多々見受けられます。
一般的に、青汁を摂取する目的は、野菜不足の解消である傾向が強いようですが、青汁1杯分に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素は生のケールに換算すると、約10~20gに相当し、これだけでは野菜不足を解消する量としては不十分です。
また、青汁を摂取した人の2.4%は、接種後に下痢や便秘などの症状が発生したと報告されています。
以上のように、青汁の効果については、科学的根拠が不十分で、場合によっては健康被害の可能性もありますので、利用する際には医師や薬剤師、管理栄養士などに相談したうえで摂取することをおすすめします。